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#なんか語りたいのでうちの子指定してくださる方2

バーベナ(ハハコモリ♀/B)語り。
引き続きツイッターのハッシュタグでリクエストを募ったうちの子語りです。


バーベナの家族は、ヤグルマの森に暮らすハハコモリの母親とペンドラーの父親
そしてバーベナ含む5人のクルミルの子供達という大家族でした。
子供達の中でもバーベナは早くに生まれた子で、他の兄弟と年が離れている為
弟妹たちには第二の母親のように慕われていました。
(大体バーベナと一番下の子との年の差は13歳ぐらい?)
一家はとても貧しくも、非常に仲が良く、お互いに助け合い前向きに暮らしていました。

母親はあまり体が丈夫な方では無く、病気がちなヒトでした。
出稼ぎに行くのはもっての他、母として子供達を育て家事をするのにも体に負担がかかってしまう…。
ですが気丈なヒトでもあり、夫と子供の為ならどんな無理も通せると決して弱音を吐こうとはしませんでした。
しかし厳しい生活にやはり体が耐えきれず、一番下の子を産んですぐに無理が祟って重い病気を患い、
夫が出稼ぎで森を離れている時に亡くなってしまいます。

夫は妻に無理をさせてしまった、守ってやれなかったという無念さに取り憑かれて
彼女の死後は自分を大事にしなくなり、自身を滅ぼしてでも子供たちを守り、子供達が暮らしていける程のお金を稼ぐ
そのことだけしか考えなくなって自らの命を削るようにがむしゃらに働き続けます。
妻とは逆にとても体が丈夫で、人一倍元気なヒトでしたが、日に日に弱っていきます。
最終的には彼もまた重い病に罹り、床に伏せるようになります。

まだ10代半ばのバーベナは、そんな両親の姿を見て自分が家族を支えていかねばならないと思い
自分でもできる仕事はないだろうかと父親の反対を振り切ってブラックシティへ出稼ぎの旅に出ます。
バーベナも、彼女の両親と同じく大切なヒトの為だったらどんな無理でも通そうとする向う見ずな性格なのかもしれません。
こうしてブラックシティでならず者を倒して捕まえたり、戦いを見世物にしてお金を稼いだりと危険な仕事をするようになりました。
それから数年ほど、賞金稼ぎとして活動していましたが
その強さを買われてジェフの父親に自分のもとで働かないかと誘いを受けます。
現状より高い報酬が手に入ると知ったバーベナはジェフの父親の誘いを喜んで承諾。彼に護衛として雇われることに。
その戦闘力のみを買われていたので、最初は護衛の末端でしかありませんでしたが
長いこと弟妹の母親の代わりをしていた為に身に着いた家事の腕や、仕事を着実にこなす手際の良さ、そして誠実な性格…
彼女を護衛としてだけにとどめておくのを勿体ないと感じたジェフの父親は、
彼女をより厚遇するようになり、多くの仕事を与え
ついには自身の大事な息子・ジェフの護衛兼世話係を任命するようになります。

ここまで来ると収入も非常に多くなり、彼女の仕送りにより家族の暮らしも余裕のあるものへと改善され、
バーベナにも急いでお金をかき集める必要がなくなりましたが、
収入以上にジェフの父親、そして誰よりジェフに大きな信頼を寄せるようになったバーベナは
自らの意思で彼らのもとで働き続けたいと留まり、そして現在に至ります。

一方バーベナの父親は、未だ妻の無念や自分が倒れたばかりに娘を危険な目に遭わせることになってしまったことを
深く後悔しており、吹っ切れることができずにそれこそ現在までずっと気を病み続けていました。
そんな彼をバーベナはジェフと共に説得することになるのですが、それはまた別の話ということで。

***

バーベナは兄弟の中でも特に父親のペンドラーの血が濃い子です。
機敏な身のこなしと容赦の無い戦い方、そしてハハコモリらしくない鋭い目つき…等。
弟妹たちは母親似だったりします。
それゆえかベナと弟妹達はあんまり似てないので傍から見ると「兄弟…?」と思われてたりするかも。
なんだかバーベナってあまりハハコモリっぽくない面構えだよなぁと思った所からついた設定だったり。

実は幼い頃にヤグルマの森を守護していた騎士、エペ(ビリジオン♀寄り)から剣術の基礎を教えてもらったことがあります。
以前ツイッターの拙宅botでたまにバーベナが呟いてたエペさん云々はこのこと関連だったり。
エペから教わった剣術、父親譲りの才能に賞金稼ぎ時代の経験が合わさって今のベナの戦い方があります。 

バーベナの身の上を完全に知っているヒトは彼女の父親を除き、今のところは誰もいません。
ジェフすらも「貧乏でたくさんいる兄弟を養うために働いている」ぐらいにしか知らないというかバーベナから教わっていません。
バーベナは自分の両親に誇りを持っていて、身の上を不幸だと思われたくない一心で他者に語らないのかもしれません。
恋人であるアーセンさんにはいつかお話しする時が来るのかも…?

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