性懲りも無くツイッターでお題を募っていました。
ディアナについて。過去語りというか恋人との話しかしてないです。
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どこか遠い地方からやって来た謎多き女性。
とはいえ彼女自身は自分の素性を隠しているつもりはなく、聞かれれば普通に答えます。
ただ、今いる地方(ホlウエlン等日本モチーフな地方)からはあまりに遠く離れた異国とも言える地方の出身ゆえ、
答えられても聞いた側には全くイメージがつかず、結局よくわからず仕舞いなだけという。
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彼女の出身地は現在(第六世代まで)ゲーム本編の方で出てきている地方の何処でもありません。
というか全然定めてないです。今後ここだ!という所が出てきたら決まるかもしれませんが。
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ディアナを語るとなると自動的に恋人の話が出てくるわけですが、
彼女の今している行動といい、趣向といい、恋人の影響がたいへん強いものです。
一体その恋人とはどのようにして出会ったのか。何があって今に至るのか。
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OR時より5年程前、ディアナが16歳の頃。
ディアナはある地方の片田舎に暮らす、なんでもない家庭に育った娘でした。
ただその美貌は故郷中でも評判で、異性に口説かれることも多々ありました。
ディアナは「そういう関係になることに興味はないから」といずれも丁寧に断り続けていました。
みんなの憧れの的でありながらも、彼女はそのつもりはなく、また誰かに寄るつもりもなく、
みんな仲良く穏やかに過ごしていたい。ただただ漠然とそう考えながら過ごしてきました。
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が、ある時に事件が起こります。近隣で悪名高いならず者たちがやって来たのです。
家や店を荒らし、ヒトびとを傷つけ、やりたい放題の連中をディアナは見過ごせませんでした。
もとより正義感の強い彼女は連中の前に立ち塞がり、なんとか追い出そうと戦いを挑むのですが敵う筈も無く、
返り討ちにされた挙句、その美貌を気に入られて攫われそうになってしまいます。
周りのヒトびとも連中に怯えて引っ込み、何も出来ないまま。
絶体絶命と思われたその時、ある男が颯爽と現れ、たった一人でならず者たちを打ち倒してディアナを助けました。
どうにもこの男、ここ一帯をパトロールしている小さな自警団の一員とのこと。
ディアナが礼を述べると、男は「困っているヒトを助けるのは当然のことだから」と笑って返します。
少しだけ言葉を交わした後、彼は駆けつけた仲間と共に、ならず者たちを捕縛して去って行きました。
ディアナは呆然と、先程自らを襲った恐怖も忘れ去ったかのように、ただただ彼らを見届けていました。
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それから、故郷は何事もなかったかのようにまた穏やかな日々を送っていました。
しかし、ディアナだけは違いました。
ディアナは自分を助けてくれた男のことが忘れられず、しばしば物思いに耽るようになっていたのです。
一目惚れでした。
そんな彼女が行動を起こすのはそう遅くもありませんでした。
一人で旅をするだなんて危険だと周囲が止めるのも振り切って、彼女は故郷を飛び出しました。
あの自警団のもとへ、彼に再び会うために。
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幸運にもこれといった事件に見舞われることなく、数週間程してディアナは例の自警団の拠点に辿りつくことができました。
わざわざ自分に会うためにここまで来たという彼女の行動力に男は驚き、そのまま帰すのもなんだし1人だと危ないからと
しばらく彼女に自警団についていくことを提案します。
ディアナにとっては願ってもないような事。
もちろん喜んで自警団と同行するようになりました。
彼らに同行するに際して、戦闘も不得意だけれど何もせず荷物になるのも何だしと、当初は戦闘外の雑用を引き受けることにしました。
ですがやはり助けてくれた彼の戦う姿へ憧れがあったのでしょう、
しばらく経ち、彼らともそれなりに馴染んできた頃、彼女は自警団のヒトたちに自分も共に戦えるようになりたいと頼み込みました。
はじめの内は危ないことに巻き込むわけにはと断られますが、粘り強く頼んだ甲斐あってか、
彼らもついには折れてあくまで護身術として戦い方を教えてくれるようになりました。
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タイプは違えどミlミロlップと同じく体術を得意とする種族であり、無茶な戦い方は教えないだろうということで、
件の彼が中心となって彼女に手ほどきをしていました。
これが機となり、ディアナと彼はそれまで以上に一緒にいることが多くなっていきます。
ディアナは元からのこと、男の方からもだんだんと前向きで一生懸命な彼女に気持ちが寄って行きます。気が付けば二人は両片想いに。
既に仲間たちからはお前ら付き合っちゃえよと言いたくなるような仲だったので、互いに想いを打ち明け恋人同士になるのは時間の問題でした。
これがディアナと恋人の馴れ初めです。
出会ってからここまで至るのに1年かかったかかかってないかくらい…?って感じです。
このあたりからディアナも自警団に転がり込んできたお客さん、というよりは自警団の一員として落ち着いたのではないでしょうか。
相変わらず前線に出てもらうのはちょっと…という躊躇は持たれてそうですが。
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ところでこの恋人には願いがありました。
「世界中の困ってるヒトびとを助けるヒーローになる」、
今自警団として回っている所だけでなく、地方全体、地方外、世界中の困っているヒトびとを助けたい、という願いでした。
彼らのいる自警団は6、7人くらいが集まったような小さな団体で、地方中を回ることも難しいような勢力であることは、男もよく承知していました。
それでもと考えた末に、あるとき彼はある試みに踏み切ります。
それは彼女らが結ばれて少し経った頃のことでした。
彼は単身で世界を回ろうとしたのです。世界をこの目で見て、ヒトの声を聞いて、自分たちのなすべきことを知りたいと。
ある意味無謀とも言えるような試みですが、信頼ゆえか仲間たちは彼を止めようとはしませんでした。
根拠はなくとも彼なら無事戻ってくるだろうと、留守の間は自分たちに任せておけと彼を送り出します。
彼も必ず此処に帰ってくると仲間たち、そしてディアナに誓い、旅立って行きました。
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彼には待っていてくれと言われたし、自身にまだ力は無いから足手まといにもなりかねないと解ってはいたものの、
本当は彼とついて行きたいというのがディアナの本音でした。
彼なら大丈夫とわかっている。自分は自分のなすべきことを、彼の留守を守らなくてはと自警団の活動を頑張るディアナではありますが、やはり心ここにあらずといった状態に。
すっかり気心の知れた仲となっていた自警団がそれを解らない筈もありません。
ぼんやりとする彼女に、彼のように世界を見たいのなら止めはしない、お前ももう守られるだけではなくなっただろう、と
それとなく彼を追うことを示唆するのでした。
しばらくしてこれで決心をしたディアナもまた生まれの地方を旅立つこととなり、
わりとはじめの内に立ち寄ろうとしたのがホlウエlン地方で、そこで偶然メガlストlーンを手に入れたりOR軍に出会ったりするのでした。
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自警団は恋人の彼に対しては好きにやってもお前だからまあなんとかなるだろうと構えていましたが、
ディアナに関しては彼女を一員と認めながらもまだ放ってはおけないところがあるらしく、
彼女が別に自分1人でも大丈夫!と言っていても、お前に何かあったらあいつに顔向けできないと色々援助をしています。
彼らから彼女に提案した体ではありますが、今何処にいるのか連絡して!とヤバいと思ったらすぐに帰って来い!とかちょくちょく連絡寄こしてきます。
OR軍にいるディアナも、時折彼らからのたぶん手紙とか(拙宅のポlケモlンたちの連絡手段なんなんでしょうね)を受け取っては、「ちょっと過保護なのネ~…」とか苦笑いしていそう。
恋人の方は彼女が自分と同じように旅に出た、ということはORの時点では知らないです。仲間たちが秘密にしておいているので。
全員嘘とか下手そうだし結局お互いに再会する前に知ることになりそう。
ただ、彼も全面的にポジティブなので無事再会できたのならそれでよしで、お前も無茶するなあハハハ!って感じです。
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こちらでちょっと触れましたが、彼女の持つメ
lガス
lトーンはホ
lウ
lエンに来て手に入れたものです。
日照りを起こしたグlラlードlンのエネルギーから生じたもので、ホlウエlンのメlガシlンカの守護者たるアガリもまだ把握していないタイプのメlガストlーンです。
かと言って彼の知るメlガスlトーンと何が違うかというのもありませんが。
サンネルの力産のようなヤバいブツじゃないよ!よかったね!
このメlガスlトーンでメlガシlンカしてヒーロー(彼女の場合ヒロインでしょうか)になりたい!というディアナと、
新しいメlガスlトーンとそれを持つ者の動向を窺っておきたいアガリ、そして仲間が増えるに越したことないでしょ!というその他ORのみんなの意思により、彼女はOR軍に加わることになるのでした。
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変身、神出鬼没、隠された素顔等といったような特撮的なヒーロー要素を好んでおり、その趣向がメlガシlンカ時の姿に見受けられます。
恋人がそういったヒーローものを好んでいた為、
メlガシlンカしたその姿を以て、恋人と共にヒーローとして人助けしながら世界を旅するのが彼女の夢です。
余談ですが、現在こそメlガシlンカしている時もディアナとして名乗っていますが、ゆくゆくはヒーローの時だけの別の名前とか考えだしたりします。
結構形から入るタイプのようで。
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自警団のヒトたちは今のところはそういう団体がどこかにいるというだけのエア止まりですが、
後々こいつぎじんかしたいというのが集まったりしてポッと出てきたりするのかもしれません。
恋人の方はまだはっきりは言っていませんがディアナ出した時点でバレバレな気がします。
なんらかの形でバラしたいな!と思っているけれども出せず
もうポロっと言ってもいいのかもしれない…?_:(´ཀ`」 ∠):
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